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dアカウントの認証、かんたんログインやスマホ認証を廃止し「パスキー」に統一

 NTTドコモは、dアカウントのログインに関連する機能を変更するほか、ログイン画面のデザインを刷新する。

「dアカウント」ログイン関連の機能変更

 2023年10月上旬より実施される、dアカウントのログイン関連機能変更では、「かんたんログイン」、「生体認証または画面ロックによる認証」、「スマホ認証」はいずれも廃止され、より安全な「パスキー認証」が推奨される。

 また、spモードパスワードによるdアカウントへのログインは廃止され、ネットワーク暗証番号によるログインへ移行される。dアカウントのログインではspモードパスワードによる認証が廃止されるが、dアカウント以外へのログイン時はspモードパスワードによる認証が求められるケースもある。

 「ログインしたままにする」にチェックを入れると、2段階認証を含めて、次回以降のログインの回数を減らすことができる。現在提供中の「次回ログインからIDの入力を省略」は廃止され、ログイン時にIDの入力が必要となる。ただし、新たに提供される「ログインしたままにする」にチェックを入れると、ログイン状態が維持される。

 ドコモ回線による認証では、dアカウントメニューなど一部サービスについて、ドコモ回線による認証時にネットワーク暗証番号の入力が求められるようになる。ネットワーク暗証番号がわからない場合は、ドコモインフォメーションセンターに問い合わせするか、ドコモショップに来店するように案内している。

デザイン刷新

 2023年11月上旬より順次行うデザイン刷新では、ドコモのコーポレートカラーであるドコモレッドをアクセントとしたログイン画面に変更される。

 新デザイン画面での初回ログイン時には、ログイン通知メールが送信される場合があるほか、利用するWebブラウザのバージョンや提供状況によって、同じdアカウントのログインでも、新デザイン画面とが表示される場合と、旧デザイン画面が表示される場合がある。