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急増する海外からの迷惑電話、トビラシステムズが対応を開始

 トビラシステムズは、急増する海外からの迷惑電話を受け、同社のフィルタリングサービスで順次対応を行っている。

 トビラシステムズでは、着信番号を同社独自の迷惑情報データベースと照合し迷惑電話を自動で検知。警告や着信拒否などを行うサービスを提供している。現在急増している迷惑電話の可能性のある番号も順次、データベースへの登録を進めているといい、登録された番号であれば、同社が提供するサービスで警告や着信拒否などが可能になる。

 福島第一原発のALPS処理水の海洋放出開始以降、主に「+86」の中国からの嫌がらせとみられる着信が相次いでおり、福島県警本部は身に覚えのない電話に出ない、着信拒否の利用などの注意を呼びかけている。トビラシステムズによれば、ALPS処理水の海洋放出が開始された8月24日以降、中国からの架電がその前週の30倍超を記録した日もあり、迷惑電話を着信した際には情報提供を呼びかけている。