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「Google スライド」でテキストから画像、Gmailは返信文の自動生成――Google Workspaceに生成AI「Duet AI」提供開始

 米グーグルは、文書や表計算など業務向けアプリをラインアップするクラウドサービス「Google Workspace」で、生成AIを使うアドオン「Duet AI」の一般提供を開始した。無料トライアルも用意されている。

 「Duet AI for Google Workspace」として提供される新機能は、リアルタイムでユーザーの作業を助けてくれる生成AIによる新機能。同社では、業務に活用できる例として、たとえば、時間がないなかで「プレゼン用資料を作成して」と上司から言われたとしても、GmailやGoogleドライブのデータからテキストや画像、グラフを用いる資料をすぐ作成できるとアピールする。

Googleスライド

 Duet AI for Google Workspace Enterprise アドオンのユーザー向けに提供される「Google スライド」の機能では、「視覚化のヘルプ」に単語を入れるだけでプレゼン用のオリジナル画像を自動生成してくれる。

 たとえば「小さな庭が入ったガラスのボウルと花瓶、きのこ、パステルカラーで」と入力すると、その指示にあわせた写真のような画像が生成される。

 なお、発表では、AIへの指示内容である“プロンプト”は英語で紹介されており、案内では日本語での動作について触れられていない。

Gmail、Googleドキュメント

 Web版やモバイル版のGmailでは、「Help me write」ボタンが用意され、そこから「下書きを書く」などのオプションを選べるようになる。それらのオプションによって、メールの文章を自動的に生成できるようになるという。

 またGoogleドキュメントでも、同じく書きたいトピックに関する単語を複数入力すれば、下書きが自動生成される。

 Gmailと同じく、カジュアルな文章か、フォーマルな文章かトーンを選べる。文章やセクションごとの要約の生成、箇条書きの生成、コンテンツをより簡潔にする機能などもある。

Google Meet

 ビデオ会議のGoogle Meetでは、AI処理により、画面上の参加者に対して照明を当てたような処理を施したり、サウンドをより聞き取りやすくしたりする。18の言語での自動翻訳字幕も追加され、言語を自動検知してリアルタイムで翻訳を表示する。