Googleのリマインダーが「ToDoリスト」に統合、自動移行がスタート

　米グーグル（Google）は、グループウェア「Google Workspace」の利用者向けに、Googleのリマインダー機能が、米国時間で6月8日より自動的に「Google ToDoリスト（英語名はGoogle Tasks）」に統合されることを案内している。今回の更新は、全てのGoogle Workspaceユーザーが対象となる。

　サービスの統合は昨年9月に案内されていたもので、Google カレンダーとGoogle アシスタントのリマインダー機能が対象となる。

　Googleは過去数週間の間に、「Google ToDoリスト」への移行を案内していたが、6月8日時点で移行を行っていないユーザーは、自動的に移行の対象となる。

管理者向けの案内

　「Google Workspace」を利用している組織で、「Google ToDoリスト」が有効になっていない場合は、リマインダーのデータが移行されず、6月22日以降にデータが削除される。

　また、ユーザーがリマインダーのデータエクスポートを希望する場合は、「Google データエクスポート（英語名：Google Takeout）」を利用する。データのコピーが必要となる場合も、同ツールを使って6月22日より前にバックアップを行うことを案内している。

　このほか、「Google ToDoリスト」への移行をしていない個人アカウントは、2023年6月以降に自動移行の対象となる。