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KDDI、法人向け「Starlink」の通信プランを改定

法人向け「Starlink」の通信プランを改定

 KDDIは、衛星通信サービス「Starlink」の法人向けサービス「STARLINK BUSINESS」の料金プランを7月1日に改定する。災害対策やイベント利用、圏外エリアでの通信整備など、目的に応じて6つのプランから選択できるようになる。

 改定後のプランと月額料金は、事前登録した場所で利用できる「ビジネス固定プラン」では1TByteプランが月額3万2000円、2TByteプランが6万3000円、6TByteプランが18万9000円で利用できる。国内任意の地点で利用できる「ビジネス移設プラン」では、50GByteプランが3万7000円、1TByteプランが14万5000円、5TByteプランが72万5000円。

 利用には、これらに加え「KDDIサポートパック」(3万3000円)の契約が必要となる。

KDDI案内ページより

 「STARLINK BUSINESS」は、低軌道上に配置されている「Starlink」の通信衛星を使って通信を行う。従来の静止軌道衛星よりも地球との距離が近いため、大幅な低遅延と高速伝送を実現している。また、法人向けサービスでは、専用の高性能アンテナを使用するほか、通信帯域が個人用サービスよりも優先されるため、個人用よりも高速かつ安定した通信ができるとしている。

既存回線とのハイブリッド設置も可能としている