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Adobeの生成AI「Firefly」が「Adobe Express」に搭載へ、クリエイト活動がより簡単手軽に

「Adobe Express」に生成AI「Firefly」搭載へ

 アドビ(Adobe)は、生成AI「Firefly」が「Adobe Express」に搭載されるようになると発表した。「Adobe Express」のベータ版から利用できるようになる。

 生成AI「Firefly」では、ユーザーが説明文を会話調や単語で入力することで、画像生成やテキストに装飾効果を加えられるサービス。また、「Adobe Express」では、Webブラウザ上で画像編集などコンテンツ制作が気軽にできる製品。基本的な機能は無料で利用できる。

 今回、両方が一つの画面で利用できるようになり、クリエイターを生業としていないユーザーでも、より高品質なデザイン制作や写真編集などが可能になるとしている。

「Adobe Express」上の「Firefly」機能。カニがいる砂浜や、テキストの装飾などは、Fireflyの機能で生成している

 たとえば、動画作成では、TikTok動画やリールなどSNSにアップロードする動画作成のプリセットが用意されており、Adobe Stock素材や先述の「Firefly」で生成した素材と組み合わせることでより際立つコンテンツが作成できる。

動画でも、多彩なプリセットやFirefly素材を組み合わせて作成できる

 また、Creative Cloudユーザーでは、PhotoshopやIllustratorといったソフトと相互に連携し、Illustratorで作成した素材を「Adobe Express」に取り込んでも自動で最新の状態に同期されたり、ほかのユーザーを招待して共同制作できる機能などが新たに搭載される。