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アップル、古いiPhone/iPad向けに「iOS 15.7.6」「iPadOS 15.7.6」配信

 アップル(Apple)は18日、旧世代に位置づけられるiPhoneやiPadに向け、「iOS 15.7.6」および「iPadOS 15.7.6」の配信を開始。同社Webサイトでは、そのセキュリティアップデートの詳細が公開されている。「重要なセキュリティ修正が含まれる」として、全てのユーザーに対してアップデートを推奨している。

修正されたセキュリティホールの例

 アップルによれば、従来のバージョンに存在する脆弱性は、「悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される」「Webコンテンツを処理すると、機密情報が漏洩する」「App がカーネル権限で任意のコードを実行できる」「App がプライバシーの環境設定を回避する」などといったもので、今回のアップデートで修正された。

 影響を受けるデバイスは、iPhone 6s(すべてのモデル)、iPhone 7(すべてのモデル)、iPhone SE(第1世代)、iPad Air 2、iPad mini(第4世代)、iPod touch(第7世代)。

 また、Apple Neural Engineでは「App がサンドボックスを破って外部で実行される」という脆弱性が発見され、こちらも修正された。影響を受けるデバイスは、iPhone 8以降、iPad Pro(第3世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、iPad mini(第5世代)。