「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R8」はどう違う？

左：「AQUOS R8」、右：「AQUOS R8 pro」

　シャープが発表したAndroidスマートフォンの最新モデル「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」。「AQUOS R8 pro」はNTTドコモとソフトバンクから、7月以降に順次発売される。「AQUOS R8」はドコモから7月下旬以降に発売される。

　フラッグシップモデルの「AQUOS R8 pro」と、「効率型ハイエンド」と銘打たれた「AQUOS R8」はどう違うのか？　そこで今回は、シャープ公式サイトで公開されているスペック情報に基づき、両者を比較してみた。なお、それぞれの機種について、より詳しい情報は本誌既報記事で紹介している。

チップセットなど

　「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」ともに、チップセットにはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」を採用した。

　メモリー（RAM）に差異があり、「AQUOS R8 pro」は12GB、「AQUOS R8」は8GBとなっている。

　ストレージ（ROM）は256GBで同一。外部メモリーとして、最大1TBのmicroSDXCカードに対応している点も共通している。

「AQUOS R8 pro」に関する投影資料

アウトカメラ

　「AQUOS R8 pro」のアウトカメラは、約4720万画素（F1.9）。「AQUOS R7」の1インチセンサーカメラを受け継ぎ、ライカ監修の「SUMMICRON」レンズを搭載する。より正確な撮影を実現する「14chスペクトルセンサー」のほか、約190万画素の測距用センサーも備える。

「AQUOS R8 pro」

　「AQUOS R8」のアウトカメラは、約5030万画素の標準カメラ（F1.9）と1300万画素の広角カメラ（F2.3）の2眼構成。ライカ監修の「HEKTOR」レンズを備えている。

「AQUOS R8」

ディスプレイ

　「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」は、どちらもPro IGZO OLEDディスプレイを備える。

　「AQUOS R8 pro」のディスプレイは約6.6インチWUXGA+（1260×2730）、「AQUOS R8」のディスプレイは約6.4インチFHD+（1080×2340）。

「AQUOS R8 pro」

「AQUOS R8」

　ディスプレイの大きさから判断すると、「AQUOS R8 pro」のほうが「AQUOS R8」より大型とみられるが、大きさや重さは両機種とも“測定中”（「AQUOS R8」は170g台）とされている。

通信

　5G（sub6）の対応周波数は、「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」で共通している。「AQUOS R8 pro」はミリ波としてn257をサポートする。

　4Gの対応周波数では、「AQUOS R8 pro」がバンド11をサポートしている点が差異として挙げられる。

その他

　バッテリー容量は「AQUOS R8 pro」が5000mAh、「AQUOS R8」が4570mAh。

　生体認証は両機種とも指紋認証と顔認証に対応するが、「AQUOS R8 pro」は3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」を備えている。

　耐久性の基準として、「AQUOS R8」は米国「MIL-STD-810G」に準拠する。