AI装備のスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」、2万900円～

　アスクは、Insta360のスマートフォン用ジンバル「Insta360 Flow」を発売した。価格は2万900円～。

AI装備のスマホ用ジンバル

　Insta360 Flowは、AI技術「ディープトラック 3.0」による追跡機能を備えるスマートフォン用ジンバル。被写体を高精度で追跡し、3軸ジンバル手ブレ補正でスムーズな映像を撮影できるという。

　本体のホイール式のボタンから撮影や動画再生に関する機能を操作できる。ホイールをスワイプすることでジンバルを自動調整する「オート」やバレルロールなどのFPVドローンのような撮影ができる「FPV」のほか「フォロー」「パン・フォロー」の合計4つのモードに切り替えられる。

　専用アプリではAI活用の撮影や編集ツールが提供される。音声コマンドでシーンにあわせた撮影テクニックの提案が受けられ、80のテンプレートを用意する。

　価格は「スタンドアローン」が2万900円。付属品が追加される「クリエイターキット」が2万8000円。各モデルともにホワイトとグレーが用意され、ホワイトは3月29日に発売。グレーは4月中旬に発売の予定となっている。

主なスペック

　装着可能なスマートフォンは幅64～84mm、厚さ6.9～10mm、重さ130～300gまで。ジンバル本体の大きさは折りたたみ時で162.1×79.6×36mm、展開時で269.4×73.6×69.9mm。重さは約369g。自撮り棒は最大215mmまで伸長する。

　バッテリー容量は2900mAhで駆動時間は最大12時間。接続はUSB Type-Cで、Bluetoothバージョンは5.0をサポートする。

　マグネットスマートフォンクランプのほか、充電ケーブル、グリップカバー、保護ポーチが付属する。「クリエイターキット」ではこれに加えてスポットライト、USB Type-C-Type-Cケーブル、Type-C-Lightningケーブルと収納バッグが付属する。