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関東ではスマホ所有率が小5で半数、中2で8割を超える――ドコモのモバイル社会研究所

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、小中学生のスマートフォン所有率についての調査結果を公表した。調査は2022年11月に、訪問留置調査として、関東1都6県の小学生および中学生とその親を対象に行われた。有効回答数は500件だった。

小学生高学年で所有率37%、過去最高を更新

【小中学生】スマホ・キッズケータイ所有率 経年推移

 スマホの所有率は、小学生高学年で37%(前年比+4)と、過去最高を更新した。中学生は76%(前年比-3)と、上昇傾向とは言えない状況となった。

中学生の利用率、ここ数年80%後半で推移

【小中学生】スマホ・キッズケータイ利用率 経年推移

 スマホ・キッズケータイの利用率は小学生で上昇傾向、中学生は80%後半で変わらない状況となった。小学生で利用が高いのは、親の端末の利用や家族での共有などが考えられるという。

小学6年生で半数、中学2年生で8割を超える

【小中学生】学年別スマホ・キッズケータイ所有率

 学年別に所有状況を見ると、小学6年生になると半数を超え、中学2年生になれば8割を超えた。

小学校高学年・中学生では女子の方が約10ポイント高い

【小中学生】男女別スマホ所有率

 所有率を男女別に見ると、小学生高学年・中学生では約10ポイントほど女子が高い状況であった。

iPhone比率、中学生で6割を超える

【小中学生】OS別スマホ所有

 所有しているスマホのOSについて、小学生はAndroid、中学生はiPhoneの方が多く、男子より女子の方が高い傾向が見られた。