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小中学生のスマホルール、学年が上がるごとにルールが増える傾向に――モバイル社会研究所調査
2020年2月27日 14:23
NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、小中学生のスマホ利用について調査を行った。調査対象は全国在住の小中学生の子どもとその保護者で、有効回答数は1000組の親子。2019年9月に訪問留置調査で行われた。
スマホのルール、学年が上がるほどルールが増える傾向に
スマートフォン利用の親子間ルールの設定率の調査では、学年が上がるごとに人間関係のルールを導入しているという。「スマホを使うのは決められた時間だけ」「食事中にスマホを利用しない」といったルールは、小学校低学年でも6割以上の親子が設定していた。高学年になると「面識のない人とは連絡や連絡先の交換をしない」や、「アプリをダウンロードするときは親に相談し、追加料金がかからないようにする」といった個人情報の公開や料金に関するルールを取り入れる家庭が拡大した。
中学生では、SNSなどオンライン上での人間関係についてのルール設定率の拡大がみられる。一方で「子どものLINEやメールのメッセージを親が確認する」などといったルールを導入する家庭は、小学校高学年に比べ、少なくなった。