ニュース

国内のMVNOは1284万回線、来春は微増――MM総研が予測

 MM総研は、独自サービス型SIM市場の実績の調査結果を発表した。結果は2022年9月時点のもの。

 調査結果によると、独自サービス型SIMの回線契約数は1284.8万回線となり、前年同期比で3.7%増となった。

 2022年9月末時点で事業者シェア1位は「IIJmio」などを提供するインターネットイニシアチブ(IIJ)で契約数はシェア20.2%の258.9万回線。0円プランを廃止した楽天モバイルからの移行と、IoT向けの好調により連続でプラス成長したと考えられる

 2位はNTTレゾナントで14.5%の186.3万回線。3位はオプテージで9.5%の122.4万回線。

 MM総研は、2023年3月末の契約数を前年比6.4%増の1340万回線と予測する。低価格を武器として販売数を伸ばしていることからプラスにはなるものの、スマホ向けではMNOによるサブブランドやオンライン専用プランの拡大、端末値下げの影響が大きいと予測できるため、若干のプラスにとどまった。

 なお、IoT向けは普及スピードは緩やかになるものの、引き続き大幅な成長が見込まれるとしている。