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「Nature Remo」、家族で位置情報による家電の自動操作に対応

 Natureは、スマートリモコン「Nature Remo」の専用アプリ「Nature Remoアプリ」のアップデートで、複数ユーザーによる位置情報を用いた家電の自動操作(マルチユーザージオフェンス)に対応した。アプリバージョン16.2.3から対応する。

 今回のアップデートにより、Nature Remoの設置場所である「ホーム」のオーナーがホームの位置情報「ホームロケーション」を設定できるようになった。家族などそのホームに属するユーザー(オーナーとゲスト)が、ホームロケーションから半径200メートル以内のエリアに出入りしたことを検知する。これにより、ホームから全員が出かけたときと最初に誰かが帰ってきたときを、家電の自動操作のトリガーに選択できる。

 従来、アカウントを家族などと共有してGPSを用いた家電の自動操作を利用すると、まだ家に人が残っているのにエアコンが消えるなど、意図しないタイミングでトリガーが作動していたが、今回のアップデートにより「家族全員が家から出た際にエアコンを消す」といった、より生活シーンに適した自動操作を利用できるようになる。Natureでは、複数人での共有機能のあるスマートリモコンとして、マルチユーザージオフェンスに対応したのは日本初としている。