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シャオミ「モノづくり研究所」第3回はリアル開催、「Xiaomi 12T Pro」の“神ジューデン”を先行体験

 シャオミ(Xiaomi)は11月下旬、ユーザー参加型のイベント「Xiaomiモノづくり研究所」を都内で開催した。8月の第1回(オフライン開催)、10月の第2回(オンライン開催)に続き、第3回として開催された。計6人の一般ユーザーが参加した。

 今回は、イベント当日時点では未発表だったAndroidスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」の実機が先行して披露された。

 イベントの進行役を務めるのは、シャオミジャパン(小米技術日本)のプロダクトプランニング本部 本部長の安達晃彦氏。最初はやや緊張の色も見られた参加者たちだが、安達氏の軽妙なトークによって少しずつ場があたたまっていく。

安達氏
「Xiaomi 12T Pro」お披露目前の談笑タイム。机上のオレンジ色のシートの下に実機が隠されている

 イベントの流れが簡単に説明されたあと、安達氏は「Xiaomi 12T Pro」の実機を披露した。

 この日を含めてこれまでに3回開催されている「Xiaomiモノづくり研究所」だが、未発表の製品が披露されるのは今回が初めて。ガジェット好きの参加者が集まったとあって、机上に熱い視線が注がれる。

ずらっと並んだ「Xiaomi 12T Pro」

 「Xiaomi 12T Pro」の大きな特徴は、最大120Wの充電に対応する5000mAhのバッテリーを搭載していること。フル充電に要する時間はわずか19分で、“神ジューデン”というフレーズとともに発表された。

 その充電スピードを体感してもらおうと、今回のイベントでは、あえて電池残量を減らした状態の「Xiaomi 12T Pro」を充電することに。

 充電開始後、あっという間に電池残量の表示が100%に近づいていき、ストップウォッチでおよそ19分が経過するころには、無事に充電が完了。「朝起きて出かけるまでの間に充電が終わっている」という安達氏の言葉も納得のスピードだ。

充電を試す様子
充電のデモンストレーションが無事に終わり、安達氏は少しホッとした表情?

 「Xiaomi 12T Pro」の“神ジューデン”を目の当たりにした参加者たちは、続いてパフォーマンステストやカメラテストへ。

 クアルコムのチップセット「Snapdragon 8+ Gen 1」による高い処理能力や、2億画素のカメラを体験した。

パフォーマンステストの様子。安達氏にとっても、これだけ多い台数で一斉にテストするのは初めてだったようだ
2億画素のカメラを搭載する「Xiaomi 12T Pro」。「200MP」の表示が確認できる
「Xiaomi ProCut」では、2億画素のカメラで撮影すると、さまざまなバリエーションのカットが自動で生成される

 「今回は、参加者とじっくり話せたと思う」とイベントを振り返った安達氏は、「今後もこうしたイベントを開催して、ユーザーとの交流の機会を設けたい」と語った。