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「Xiaomi 12T Pro」実機フォトレポート

 シャオミ(Xiaomi)が8日に発表したAndroidスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」。チップセットとしてクアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載し、ハイエンドモデルとして位置づけられる。12月16日に発売され、携帯電話事業者ではソフトバンクが取り扱う。

 本稿では、「Xiaomi 12T Pro」の実機フォトレポートをお届けする。

外観

 「Xiaomi 12T Pro」は、10月にグローバル向けに発表されていたスマートフォン。大きさは76×163×8.8mm、重さは205g。カラーはブルーとブラックの2色がラインアップされる。

 背面には“カーブフロスト”と呼ばれる加工が施され、指紋がつきにくくなっている。

デュアルスピーカーを搭載。端末上部には、Harman Kardonの刻印も確認できる
おサイフケータイを利用できる

 約6.7インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイ(2712×1220)を搭載。Dolby VisionやHDR10+、最大120Hzのリフレッシュレートをサポートする。680億色以上の表現にも対応する。

 また、「Adaptive Readingモード」を利用することで、ブルーライトの発光量を減らせる。

2億画素のカメラ

 背面にはトリプルカメラを搭載する。広角カメラの画素数は2億画素で、センサーサイズは1/1.22インチ。OIS(光学手ブレ補正)もサポートし、手ブレを抑えながら撮影できる。

 また、2億画素のカメラで撮影したあと、対象物をAI(人工知能)で分析し、写真の構図を自動で生成・提案する新機能「Xiaomi ProCut」なども利用できる。

120Wの“神ジューデン”

 バッテリー容量は5000mAhで、120Wの急速充電をサポートする。フル充電までにかかる時間はわずか19分間で、キャッチフレーズとして“神ジューデン”が用いられる。

 製品には、120Wの専用急速充電器も同梱される。

 通常の製品保証(12カ月)に加え、メーカー独自のサービスとして、購入日から24カ月以内であればバッテリーの無償交換を利用できる。通常使用によるバッテリー故障の場合に限定され、水没や破損などは対象外となる。

 42の安全機能と9つの温度センサーを搭載し、800回充電しても最大80%のバッテリー容量を維持できるとされている。

インターフェイスなど

 メモリーとストレージの構成は、オープンマーケット版が8GB+128GB、ソフトバンク版が8GB+256GBとなる。Android 12ベースの「MIUI 13」を搭載する。

 対応バンドは、5Gがn1、n3、n28、n41、n77、n78。4G LTEが、バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、28、38、39、40、41、42となっている。

 防水防塵性能はIPX3/IP5X。認証方式として、画面内指紋認証やAI顔認証に対応する。

機種名Xiaomi 12T Pro
大きさ76×163×8.8mm
重さ205g
チップセットSnapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ6.7インチ
120Hz駆動
アウトカメラ200MP広角(1/1.22、f/1.69)
8MP超広角(1/4、f/2.2)
2MPマクロ(1/5、f/2.4)
インカメラ20MP(f/2.24)
バッテリー5000mAh(120W充電対応)
おサイフケータイ対応