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「Xiaomiモノづくり研究所」今回は“春の交流会”、都内でお披露目された未発売製品とは

 シャオミ(Xiaomi)は4月8日、一般ユーザー参加型のイベント「Xiaomiモノづくり研究所」を開催した。“春の交流会”と題された今回、事前に応募して当選したユーザーが都内に集まり、シャオミジャパン(小米技術日本) プロダクトプランニング本部 本部長の安達晃彦氏らとの交流を楽しんだ。

安達氏

 過去の「Xiaomiモノづくり研究所」と同様、今回もイベントの進行役を務めた安達氏。まずは国内では未発売の製品として、電動キックボードやチューナーレステレビ、ロボット掃除機が披露された。

写真奥、安達氏の横にあるのがチューナーレステレビ
電動キックボード

 国内におけるIoT製品の展開について、安達氏は「まずはスマートフォンに近いものとして、ウェアラブル製品やオーディオ製品などの優先度が高い」とコメント。たとえば洗濯機などの大型家電の販売に関しては、販売チャネルの開拓やサポート体制の整備を課題として挙げた。

ロボット掃除機

 Twitterでライブ配信されたパネルディスカッションの時間では、今後の製品展開などについて、会場の参加者から鋭い質問が飛ぶ場面も。

 3月に発売されたエントリーモデルの4Gスマートフォン「Redmi 12C」の投入意図について問われた安達氏は、「ひとつ、端子がMicro-USBであることが話題になっている。廉価な端末へのニーズは一定数あり、そのニーズを満たすための選択肢は、あの端末(Redmi 12C)しかなかった。結果的に厳しい指摘を受けていることは、真摯に受け止める」とコメント。

 同氏はシャオミが近い価格帯で販売する「Redmi Note 11」にも触れ、「Redmi Note 11は、我々の企業努力で価格を維持している。昨今、為替の状況や原材料高騰の影響もあり、メーカーにとっての状況は厳しくなっている。一年前と同じ価格で同じものを提供するのは難しい」と語った。

写真右は、シャオミジャパン 副代表のデミ・ユー(Demi Yu)氏

 終盤では参加者全員によるクイズ大会が開かれ、盛り上がりを見せた「Xiaomiモノづくり研究所」の“春の交流会”。イベントの終了後も、一部の参加者は安達氏を囲んで話に花を咲かせていた。

クイズ大会の様子