グーグル、子供の安全を守るファミリーリンクの新機能を発表

　グーグルは、子供がAndroidスマホを安全に利用できるようにするための管理機能「ファミリーリンク」の新機能を発表した。

スクリーンタイムの管理を柔軟に

　保護者は「コントロール」タブで、各デバイスの特定のアプリの画面時間を制限の設定や、コンテンツの制限の設定、アプリのデータアクセス許可の管理ができるようになった。

　さらに、設定していたスクリーンタイムを超えてしまったが、スマホを使用しなくてはいけない理由がある際には、「今日のみ」のスクリーンタイム設定が可能なため、普段の設定を変えることなく調整が可能になった。

子供の居場所の把握がしやすく

　「場所」タブでは、同じマップ上に複数の子供のデバイスの場所が表示される。

　さらに、子供のデバイスを呼び出して見つける機能や、子供が学校などの特定の目的地に到着した際に親のデバイスに通知がいく機能が追加された。

子供のスマホの使用状況を見やすく

　「ハイライトタブ」では、子供のアプリの使用状況やスクリーンタイム、最近インストールされたアプリのスナップショットが表示されるため、子供がどのようにデバイスを使用しているかが確認できる。

　さらに、子供の生活におけるメディアの役割に関する研究を行う非営利団体、「コモンセンスメディア」など、信頼できるパートナーからのリソースを追加し、自宅でのウェブの使用について考えるきっかけに役立つという。

　このセクションは今後もインサイトやコンテンツが更新される予定。

子供からのリクエストが表示できるように

　子供からのリクエストを受け取り、通知を表示できる場所が新たに追加された。

　アプリ上部のベルマークをタップすると重要な更新と、アプリのダウンロードやブロックされたWebサイトへのアクセスなどのリクエストを見ることができる。

　これらのアップデートは今後数週間で完了する予定。