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Androidタブレット向け「Chrome」、新バージョンではタブ間の移動が簡単に

 グーグル(Google)は、Webブラウザ「Chrome」Android版で、タブレット向けに取り入れる新たな機能を発表した。既存のAndroidタブレットのほか、来年2023年発売のPixel Tabletでも利用できる。

探しているタブを簡単に見つける

 適切なタブを簡単に見つけられるように、サイドバイサイド・デザインが追加された。

 2つのタブを切り替える場合は、自動スクロールバック機能を使用し、スワイプすることで行き来できる。また、意図せずタブを閉じた場合、ワンステップで復元できる。

視覚的なタブグリッドでタブを表示する

 タブを検索する代わりに視覚的なグリッドとして表示され、より少ないタップで移動できる。

 折りたたみ式デバイスを使用している場合には、外側の折りたたみ式スクリーンがタブレットの内側の画面と一致するため、ビジュアルタブが役立つという。

その他のアップデート

 関連するタブをグループ化して整理できるようになり、1つのタスクに集中しやすくなる。

 また、Chromeから画像・テキスト・リンクをドラッグし、Gmailや写真などの別のアプリにドロップできるようになった。

 さらに、ウェブサイトがタブレットで正常に機能しないなどの場合は、常にデスクトップモードで表示するようにChromeを設定できる。これにより、デスクトップ版でのみ提供される機能が利用できる場合がある。