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Nothing、カメラ機能向上などの「Nothing OS 1.1.4」を提供開始

 Nothing Technologyは、「Nothing OS」の最新バージョンとして、「Nothing OS 1.1.4」の提供を開始した。「Nothing OS」を搭載する「Nothing Phone (1)」が発売されてから4回目のアップデートとなり、カメラ機能の向上などが図られる。

 「Nothing OS 1.1.4」では、カメラアプリにおいて、「Nothing」のウォーターマークを追加できるようになる。また、超広角カメラの色調整が改善され、メインカメラとの間で色の一貫性が保たれる。

 さらに、新しい動体検知アルゴリズムの追加により、動く被写体を撮影する際の安定性が強化される。フロントカメラのポートレート撮影は、より自然に明るくなるという。

 そのほか、「Nothing OS 1.1.4」へのアップデートにより、9月のセキュリティパッチが適用される。ディスプレイには自動輝度調整機能が追加され、常時表示ディスプレイのバッテリー消費量が最適化される。

 サウンド面では、「LHDC(Low latency and High-Definition audio Codec)」を新たにサポートする。

 Nothing Technologyは、「Nothing OS」について、「Android 13(ベース)のベータバージョンを年内に、その後フルバージョンを2023年初頭に発表する予定」としている。