みんなのケータイ

Nothing Phone (1)のためにeSIMからSIMカードに戻した

 先日、約2年ぶりにAndroidスマートフォンを買い替えました。選んだのはNothing Phone (1)、イケてる背面に注目が集まる1台です。

 Google Pixel 5からの買い替えなのでSoCも同じQualcomm Snapdragon 700番台で、順当なアップデートといったところ。使い始めてまだ一週間も経っていませんが、動作やカメラの写りも必要十分ですし、何より幼少期、憧れるも「先に買っている友達と被るから」と敢えて選ばなかったスケルトンボディのゲーム機のような見た目はすごく気に入っています。

スケルトンボディ×LEDイルミネーションはとにかくカッコよくて気に入っています

 Nothing Phone (1)の使用感や性能については本誌でも詳細なレビュー記事もあがっているので筆者から改めて何か書くことはなく、今回はNothing Phone (1)への買い替えに際し、ちょっと面倒に感じた出来事について話していきます。

 面倒だと感じたのが「SIMカード」です。Google Pixel 5はサブとして使っているスマートフォンですが、名刺に載せているワイモバイルの電話番号のSIMカードを挿して使っている専ら「通話用」です。そしてこの電話番号のSIMはeSIMにして使っていました。複数の電話番号をSIMカードの入れ替えなく利用できるeSIMは一度使い始めると手放せません。Google Pixel 5を使い始めてから今日までの約2年の間にMNOもMVNOも続々とeSIMの提供を開始し、特にMNO各社からeSIM提供が出揃った昨年は個人的にeSIM元年だと考えています。それに押されるようにeSIM対応のスマートフォンがもっと増えると思いきやそんなに増えてないんですよね。

 Nothing Phone (1)もeSIMには非対応。なのでeSIMからSIMカードへの変更手続きを行わなければ使うことができません。

 ワイモバイルでeSIMからSIMカードへの変更はショップ店頭での手続きが必要です。そこでNothing Phone (1)の到着までの間にSIMカードへの変更を行おうと最寄りのワイモバイルショップへ足を運んだところ「来店予約がないと受付できない」と案内されてしまいました。仕方なく来店予約を取って翌日に再チャレンジ。手続きは現在の契約内容の確認や注意事項の確認に20分ほど、その後の切り替え手続きに30分ほどと、合計すると1時間程度がかかりました。また、SIMカードへの切り替えには3,000円(税抜)の事務手数料も発生しました。

SIMカードへの変更手続きは有償。オンラインで完結できればかからなさそうですが……

 店頭での手続きは来店予約をしてからであればスムーズにカウンターに通してもらえましたし、スタッフさんも手慣れた様子でどんどん進めてくれるので不満はなかったのですが「ショップへ行って」「スタッフさんに対応してもらい」「待ち時間が発生し」「望んだものが用意される」という一連の流れに、なんとなく古くささを感じたのも事実。

 携帯電話に関わる手続きは、特にコロナ禍を経てそれまでできなかった手続きの多くがオンラインで完結するようになったため、まだ店頭へ行かなければならない手続きがあるのはあまりスマートじゃないなーと。それこそオンラインショップで購入し、SIMカードの再発行が必要になった場合は「到着まで今までのものがそのまま利用できる」「到着したら、ネットや専用の番号への架電ですぐ新しいものへ切り替わる」ような仕組みも用意されています。

 また他社であればeSIMからSIMカードへの変更だけでも、オンラインで変更手続きを行い、翌日~翌々日に届いたSIMカードをアプリで読み込めばすぐに切り替わるようなものもあります。

 eSIMからSIMカードへ戻す手続き自体が過去へのタイムスリップのような、ちょっと損した気になる手続きなのですが、店頭に行かないと行えない手続きなのはちょっとガッカリ。SIMカードが故障し急を要する再発行などを除けば、オンラインで完結してくれないかなと思ったのでした。同時にeSIMに対応するスマートフォンの選択肢がもっと増えてくれたらいいのですが、まだまだ他の機種へ入れ替える可能性のある電話番号は、eSIMよりもSIMカードで持っておいた方がよさそうです。