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「さとふるアプリdeワンストップ申請」開始、ワンストップ特例制度がアプリで完結

 さとふるは、同社が運営するふるさと納税ポータルサイト「さとふる」において、サイト上で行った寄付のワンストップ特例制度の申請がオンラインで完結する「さとふるアプリdeワンストップ申請」サービスの提供を開始した。開始時点で、583の自治体でオンライン申請が可能。

 「さとふるアプリdeワンストップ申請」は、さとふるアプリとマイナンバーカードを活用し、自治体へのワンストップ特例制度の申請をオンラインで完結できるサービスとなっている。申請書への記入や書類の印刷、自治体への書類郵送が不要になる。また、マイナンバーカードの利用で、電子署名などをオンラインで完結できる。

 今年7月に発表された「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和4年度実施)」によると、2021年度のふるさと納税において、受入額・件数ともに過去最多となった。利用者増加に伴い寄付控除適用者も増加しており、寄付控除適用者の5割以上がワンストップ特例制度を利用しているという。

 制度利用者が増加する一方で、自治体において12月~1月末にかけて、書類の確認作業や入力手続きなどの業務負荷が懸念されていた。今回の「さとふるアプリdeワンストップ申請」導入によって、業務負荷の削減へと期待が寄せられているという。