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グーグル、8月のセキュリティパッチ情報を公開

 グーグル(Google)は、2022年8月付のセキュリティパッチで修正されたセキュリティに関する情報を公開した。セキュリティパッチレベルは「2022-08-01」と「2022-08-05」の2種類。

 最も深刻な問題として「システムコンポーネントの重大なセキュリティの脆弱性」が挙げられている。この問題では、「追加の実行権限がなくても Bluetooth 経由でリモート コードが実行される可能性がある」という。

 セキュリティパッチレベル「2022-08-01」では、フレームワークに関する9つの問題とメディアフレームワークの2つの問題、システムに関する6つの問題、Project Mainline コンポーネントに関する1つの問題が修正される。

 セキュリティパッチレベル「2022-08-05」では、カーネルコンポーネントに関する1つの問題、イマジネーション・テクノロジーズに関する7つの問題、MediaTekコンポーネントに関する1つの問題、Unisocコンポーネントに関する1つの問題、クアルコムのコンポーネントに関する1つの問題、クアルコムのクローズドソースコンポーネントの8つの問題が修正される。

 なお、グーグルは、脆弱性の問題について、「Androidプラットフォームの新しいバージョンでの機能強化により、Androidでの多くの問題の悪用がより困難になっている」とし、ユーザーには可能な限りAndroidの最新バージョンにアップデートするよう促している。