ニュース

楽天モバイル、ノエビアスタジアム神戸でメタバースの実証実験

 7月6日、楽天モバイルは、ヴィッセル神戸および「楽天モバイルパートナープログラム」で共創するハコスコ、ズーティーとともに、メタバースと現実空間を組み合わせた新しいショッピング体験の創出に向けて実証実験を実施した。

 実証実験では、ノエビアスタジアム神戸にある2つの観戦ルームを使用。メタバース上の店舗「メタストア」内で、ヴィッセル神戸とイーザッカマニアストアーズによるコラボレーションショップが開設された。体験者は、ヴィッセル神戸の選手ユニフォームやタオルなどオフィシャルグッズとのコーディネートに合わせて、イーザッカマニアストアーズのオリジナルTシャツやスカートなどを購入できた。

 そのほか、遠隔地にいる体験者同士がメタバース上でコミュニケーションを取りながら買い物をしたり、東京の「楽天モバイル恵比寿店」にいるイーザッカマニアストアーズのスタイリストが、5Gを活用してメタストアにアクセス・遠隔接客を行い、コーディネートをアドバイスしたりする試みが実施された。体験者はリアルタイムで遠隔のスタイリストに相談しながら買い物を進めることができ、その後、購入した商品を観戦ルームで受け取ったという。

 体験者からは「メタストア上で見ていた商品と実際に届いた商品がイメージ通りで良かった!」、「最初は操作が難しかったけど、慣れたら画面も見やすくなり、楽しく買い物ができて良かった」、「グッズショップに並ばす購入できるサービスをぜひ実用化してほしい」などの声が寄せられた。

 楽天モバイルは今後も、5Gやメタバースを活用した新しいショッピング体験の創出を目指し、実用化に向けた実証実験を実施していくとしている。