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金子総務大臣、国立公園の携帯電話基地局整備について言及

 金子恭之総務大臣は、7日の閣議後記者会見で、国立公園の携帯電話基地局整備について言及した。

 記者から「先週、山口環境大臣が知床国立公園内での携帯電話基地局整備に前向きな発言をしたことに対する、大臣としての受け止めと今後の方針」について問われると、金子大臣は「携帯電話は、国民の生命・財産を守るための情報伝達手段として、極めて重要なインフラであることから、総務省では、道路や自然公園のような人が住んでいない地域についても携帯電話のエリア化を推進しています」と回答。

 今後の方針については、「知床地域のような国立公園の区域内に携帯電話基地局を整備するには、自然公園法に基づく手続きが必要であるため、環境省ともこれまで以上に緊密に連携してまいる予定です」とした。

 また、携帯電話事業者との連携について、「携帯電話事業者は、基地局の設置に適した場所や手法について技術的な検討を行っているところであり、総務省としては、こうした事業者の取組もしっかりと後押ししてまいりたい」と述べた。