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「ドコモの5G」が都営地下鉄の大江戸線都庁前駅で、JTOWERのインフラシェアリング

 都営地下鉄の大江戸線 都庁前駅(東京都新宿区)で、21日よりNTTドコモの5Gサービスが利用できるようになる。

 20日には、JTOWERが都庁前駅においてインフラシェアリングによる5G通信サービスを開始すると発表した。インフラシェアリングによる地下鉄駅構内での5G環境整備は、全国初の取り組みだという。

 5月21日からNTTドコモのサービスが開始され、順次ほかの事業者のサービスを開始する予定としている。

5G提供エリア(赤囲い部分)

 今回の取り組みは、東京都交通局とJTOWERとの間で、2021年8月に締結した「大江戸線都庁前駅構内における5G試行整備及び検証等の事業に係る協定」に基づき実施されているもの。

 JTOWERは、インフラシェアリングを活用した5G電波環境の整備、検証、運用を担っている。インフラシェアリングにより、省スペース、省電力化に加え、資材や工事工数が削減されることで、環境に配慮した、より効率的なネットワーク整備が実現できるという。

設置イメージ

 JTOWERでは、東京都庁第一本庁舎にて、国内初となるインフラシェアリングによる5G電波環境整備を実施しており、導入予定を含めた物件数は75件まで拡大させている。

 なお、都庁前駅のインフラシェアリングについて、ほかの事業者のサービス開始時期については、現在事業者と調整中であるとし、決まり次第案内するとしている。