ニュース

クアルコム、富士通と共同で完全統合型オープンRANソリューション――5Gミリ波の普及へ

 米クアルコム・テクノロジーズは、5Gミリ波対応の5Gオープン/仮想化統合分散ユニット(DU)および無線ユニット(RU)ソリューションに関して、製品化の計画を発表した。

 NTTドコモの「5GオープンRANエコシステム(OREC)」の一環として、富士通と共同で開発が進められる。

 今回の新しいソリューションは、オープンかつ仮想化された5Gインフラの普及を促進するもの。

 富士通は、高出力な5Gミリ波アンテナモジュールを、コンパクトなかたちで分散ユニット(DU)や無線ユニット(RU)と統合する。そのうえで、世界中の通信事業者に向け、5Gインフラの展開をサポートするソリューションとしての提供を目指す。

 新たなソリューションの提供時期として、2024年のグローバル展開が見込まれている。