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「ドコモ払い」が「d払い」と統合へ、6月から――dポイント進呈条件も一部改定

 NTTドコモは、6月1日をもって「ドコモ払い」を「d払い」へ統合する。合わせてdポイント付与条件の一部が改定される。

d払い一本に

 これまで、ドコモ払いとして提供されてきたサービスはd払いとして扱われ、200円につき1ポイントのdポイントが付与されるほか、ドコモ回線ユーザー以外でも利用できるようになる。

 ユーザー側で必要な手続きなどはなく、6月1日から自動的にd払いとして請求される。

 ドコモ払いは2018年2月に開始したサービス。ドコモによれば、より多くのユーザーが利用できるようd払いへ統合するという。

ポイント進呈条件が改定に

 ドコモ払いとd払いの統合に合わせて、dカード(GOLD)以外のクレジットカードでの支払いとd払い(ネット)・d払い(予約・注文)の基本還元率が変更される。

 これまで、「クレジットカード払い」にはdカード(GOLD)とそのほかのクレジットカードが含まれていたが、6月1日からはdカード(GOLD)で支払う「dカード払い」とそれ以外のクレジットカードで支払う「クレジットカード払い」に分けられる。

 コード決済時には、200円につき1ポイントが付与されていたが、クレジットカード払いではポイント付与がなくなる。

 また、d払い(ネット)・(予約・注文)時にはこれまで100円につき1ポイントが付与されていたが、200円につき1ポイントに改定される。こちらの場合も、クレジットカード払いの場合はポイントは付与されない。

d払い(コード決済)・d払い(予約・注文)
種類変更後変更前
dカードなど1ポイント/200円1ポイント/200円
その他クレジットカードなし1ポイント/200円
d払い(ネット)・d払い(予約・注文)
種類変更後変更前
dカードなど1ポイント/200円1ポイント/100円
その他クレジットカードなし1ポイント/100円

 さらに、クレジットカード払いにおいて、dアカウントの本人確認が完了していない場合は月間5万円まで、本人確認が完了している場合でも月間50万円までの利用制限が設けられる。同社ではこれをセキュリティ上の措置としている。