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シフトール、メタバース向け製品3種を発表
2022年1月6日 00:00
Shiftall(シフトール)は、VRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」、ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel(ぺブルフィール)」、メタバース対応音漏れ防止機能付きマイク「mutalk(ミュートーク)」の3製品を発表した。
発売は、「MeganeX」と「Pebble Feel」が2022年春、「mutalk」が2022年夏頃を予定している。
MeganeX(メガーヌエックス)
「MeganeX」は、SteamVRに対応した超高解像度・超軽量をうたうVRヘッドセット。年間2000時間以上メタバース内で過ごすといわれるヘビーユーザーにも快適なプレイ環境を提供するため、軽さを追求したという。リフレッシュレート120Hzで駆動する5.2K/10bit HDRのマイクロOLEDディスプレイを搭載し、世界最高水準の映像体験の実現を目指す。6DoFに対応し、SteamVR対応のさまざまなVRアプリケーションの利用も可能となる。
販売予定価格は10万円未満。
ディスプレイ | 1.3inch Micro OLED 5.2K(2560×2560 x2),10bit HDR / 120Hz |
重量 | 約250g |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon XR1 |
トラッキング方式 | インサイドアウト方式での6DoFヘッドトラッキング |
接続方式 | DisplayPort Alternate Mode on USB-C または DisplayPort+USB2.0 |
Pebble Feel(ぺブルフィール)
「Pebble Feel」は、小石(Pebble)のような手のひらサイズのデバイスにペルチェ素子を搭載した、人体を温めたり、冷やしたりできるパーソナル・エアコン。専用シャツと組み合わせることで人体との接触部分(首元)を瞬時に冷却・加熱でき、専用のSteamVR用アドオンを利用することで、VRChatのようなメタバース空間において、寒さ・暑さを体験することが可能となるという。既存のシェーダーを用いることで、簡単に体感温度を指定したワールドを作成できる仕組みも併せて提供される。
メタバース目的だけでなく、暑い日に涼んだり、寒い日に温まったりするための道具として利用することも可能だという。
販売予定価格は2万円前後。
ヒート&クールプレート部温度 | 最低9°C / 最大42°C |
動作時間 | 冷却モード「中」の場合: 約15時間、加熱モード「中」の場合: 約25時間 |
使用推奨温度(動作環境) | 5 °C〜 40 °C |
重量 | 約60g |
対応OS | Windows(SteamVR) / iOS / iPadOS / Android |
通信方式 | Bluetooth v5.0 Low Energy |
mutalk(ミュートーク)
「mutalk」は、自分の声を周りに聞こえにくくする、音漏れ防止機能付きのBluetoothマイク。専用のバンドで顔に固定できるため、両手がふさがっている状況でもハンズフリーで会話できる。
メタバースやオンラインゲームで用いられるボイスチャットの音量を抑え、家族や隣人とのトラブルを防ぐ目的での利用を想定しているという。
ビジネス用途での利用も想定しているといい、ストラップを外せば、話したい時だけ口に当てる使い方が可能。静かなオフィスやカフェなどのオープンスペースで電話会議をすることも可能になる。
販売予定価格は2万円前後。
動作時間 | 10時間連続利用可能 |
充電方式 | USB Type-C |
対応OS | Windows / macOS / iOS / iPadOS / Android |
通信方式 | Bluetooth v4.2 BR / EDR(HSP, HFP1.7) |