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楽天モバイルとJTOWERが資本提携、インフラシェアリングで通信環境の整備

 楽天モバイルは、国内外の通信インフラシェアリング事業を手掛けるJTOWERと資本提携を結んだことを発表した。楽天モバイルが、JTOWERの株式の一部を取得した。

 楽天モバイルは、今後4G・5Gのネットワークを整備していくために、JTOWERが提供する屋内外の共用設備・共用タワーによるインフラシェアリングを推進し、より快適な通信環境の早期構築をめざすという。インフラシェアリングを活用すれば、携帯キャリア単独で設備を導入する場合よりも短期間かつ低コストでネットワークを整備することができると主張している。

 JTOWERは、インフラシェアリング事業において、東京都庁に5G屋内インフラシェアリング・ソリューションを提供するなど5Gへの対応を本格化している。加えて、タワーシェアリングやスマートポールなど屋外のネットワーク整備のための事業を新たに展開している。