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グーグル、日本オフィス設立20周年「20年間の感謝を込めて」

 グーグル(Google)は9月1日、2001年の日本拠点開設から20年を迎えた。同社の公式ブログでは「20年間の感謝を込めて」と題した日本での20年間を振り返る投稿が掲載されている。

 グーグル初の海外拠点となった日本オフィスは、2001年9月1日に渋谷の共有オフィスの一角に開設されたという。当時はGoogleマップやGmail、YouTubeなどのサービスやAndroidなども登場しておらず、日本で2000年から提供していたGoogle検索のみだった。

 20年間でGoogle検索のモバイル対応やAndroidの登場、Google検索では「テキスト」だけでなく「画像」や「音声」、「鼻歌」などの検索機能が搭載されるなど、ユーザーの生活環境は大きく変化している。

 また、サービスだけでなく「働き方の変化」にも取り組んでおり、テクノロジーで女性の活躍を支援する「Women Will」プロジェクトの立ち上げや、デジタルスキル習得をサポートする「Grow with Google」などに取り組んでいる。

 新型コロナウイルス感染症では、「信頼性の高い情報を見つけやすくする」さまざまな取り組みをGoogle検索やGoogleマップ、YouTubeで行っているほか、ワクチン接種に関する医療機関の情報を提供している。

 グーグルは、「20年間多くの製品や機能を提供できたのは、多くのユーザーに使っていただいたことや、たくさんのフィードバックをいただけたこと、想定できなかった使い方で愛用いただいているおかげ」とコメント。また、「これからもすべての人にとって便利で使いやすい製品を日本の皆様にお届けしていけるよう、真摯に取り組んで参ります」と綴っている。