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【今日は何の日?】2016年7月13日は、Android Autoの日本展開が始まった日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 2016年の7月13日は、グーグルの「Android Auto」が日本での展開を開始した日です。Android Autoは、運転中に最適化されたユーザーインターフェイスでAndroidアプリを利用できる機能。Google マップを利用したカーナビや音楽プレイヤー、電話や音声によるメッセージアプリの利用が運転中でも安全に行えるよう配慮されています。

 当初は対応する車載デッキに接続しなければ利用できませんでしたが、現在ではスマートフォン単体でも起動できるようになりました。

 専用機の需要が根強い日本でも、最近はいわゆる「ディスプレイオーディオ」のカテゴリーにおいて、Android Auto対応のデッキが発売されるなど、徐々に存在感を強めている感があります。

 さらにパナソニックのカーナビ「ストラーダ」の一部モデルでは、専用機にもかかわらずAndroid Autoの機能を用意していたり、トヨタやマツダではメーカー純正のデッキがAndroid Auto対応だったりとスマートフォンと車の連携は今後ますます深まっていくでしょう。

 ところでAndroid Autoは、デッキとスマートフォンをケーブルで使うのが基本スタイル。しかし現在、多くの国では、BluetoothとWi-Fi Directでデッキと無線接続するAndroid Auto Wirelessとしての利用が可能な模様。エンジンを掛けた瞬間に手間なく接続、というのが実現すると日本でももっとユーザーの裾野が広がる気がしますが、いかがでしょうか。