ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社、「個人ユーザー向けSMS」を配信する企業の電話番号を共通化

　NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は、SMS（ショートメッセージサービス）において、個人ユーザーとやり取りする企業の番号（10桁以下の数字）を共通化すると発表した。ドコモとKDDIは28日から提供を開始しており、ソフトバンクは10月以降の提供が予定されている。楽天モバイルも参画を検討中という。

　今回の取り組みは、1つの番号（共通番号）で企業が個人ユーザーとSMSをやり取りできるようにするもの。これまでは企業側が携帯各社のユーザーごとに個別の番号を用意する必要があったが、共通番号ひとつで各社のユーザーとやり取りできるようになる。

　A社のSMSで使う番号は「◯◯◯」と決まることで、個人ユーザーにとっては企業の番号を認識しやすくなる。企業にとっては、SMSを用いた告知もしやすくなる。