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ソフトバンクからも「AQUOS R6」6月中旬以降に発売、1インチセンサーカメラ搭載

 ソフトバンクは、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS R6」を発表した。同日にシャープから発表された新機種で、ソフトバンクでも取り扱われる。

1インチセンサーカメラ

 大きな特徴となるメインカメラは、1インチという大型センサーを採用。先代の「AQUOS R5G」のセンサーサイズ(1/2.55インチ)の約5倍で、暗い場所の撮影でのノイズは、「AQUOS R5G」よりも約40%低減できた。またデジタル処理では難しかった光学的なボケも実現できるという。

 センサーの選定やレンズ設計、画質調整などドイツの名門カメラメーカーであるライカ(Leica)の監修を受けたもので、F値1.9、焦点距離19mm、7枚構成のレンズはライカブランドのズミクロンレンズの名を冠している。

 「AQUOS R6」では、19mmの超広角撮影のほか、24mmでの標準撮影、望遠6倍(152mm、ウルトラレゾリューションズーム)での撮影もサポートする。また340点のレーザーオートフォーカス(ローライトToF)対応で、暗い場所でも正確に被写体を捉えられる。

有機ELにIGZO技術

 シャープがこれまで液晶ディスプレイで用いてきた省エネ技術「IGZO」の技術を組み合わせた約6.6インチ、1260×2730ピクセル(WUXGA+)のOLED(有機EL)ディスプレイ「PRO IGZO OLEDディスプレイ」を備える。IGZOによる低消費電力に加えて、有機ELディスプレイの特徴も省エネに寄与している。

 10億色表示、ばらつき補正、最大輝度2000nit、コントラスト比2000万:1、HDR映像のDolby VISION対応といったスペックとなる。

主な仕様

 ディスプレイ上部には、約1260万画素CMOSセンサー、F値2.3、焦点距離27mm相当のインカメラが搭載される。顔認証でも利用できる。

 また画面下部には超音波式の指紋センサー(Qualcomm 3D Sonic Max)が採用されており、指をあててからロック解除までの時間は「AQUOS zero2」の2倍に高速化。またセンサーの面積も11倍に広くなり、指2本での認証もできる。

 バッテリーは5000mAh。その劣化を抑えるインテリジェントチャージにより、1年後の電池劣化は10%以下にできる。

 チップセットは、クアルコム製のSnapdragon 888。メモリーは12GB、ストレージは128GB。最大1TBのmicroSDカードが利用できる。

 IPX5/8準拠の防水性能、IP6Xの防塵性能を備える。

主な仕様
項目内容
大きさ約162×74×9.5mm
重さ約207g
OSAndroid 11
CPUSnapdragon 888
2.8GHz+1.8GHz
オクタコア
メモリー(RAM)/ストレージ(ROM)約12GB/128GB
外部メモリーmicroSDXC 最大1TB
ディスプレイ約6.6/Pro IGZO OLED
有機EL
ディスプレイ解像度WUXGA+
1260×2730
HDR
アウトカメラ約2020万/1.9
ToFカメラ
インカメラ約1260万/2.3
バッテリー容量5000mAh
通信速度5G 下り最大4.2Gbps/上り最大218Mbps
4G(LTE)下り最大1.7Gbps/上り最大131.3Mbps
その他防水防塵、Bluetooth 5.2、スグアプ、スグ電、USB Type-C、おサイフケータイ、指紋認証、顔認証

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