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KDDI、楽天モバイルのローミングエリアを更新――神奈川県と千葉県では来年3月で原則終了へ

 KDDIは、楽天モバイルに提供している4G LTEローミングについて、順次終了エリアを更新した。

 ローミング順次終了エリアは、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、奈良県、愛媛県、福岡県の一部エリア。

 このうち、千葉県と神奈川県については全域が2022年3月末に原則終了するとしている。

楽天モバイル向けローミングサービス

 KDDIは、サービス競争の促進に寄与することを目的に、楽天モバイルに対し、auの4G LTEネットワークローミングを提供している。

 都道府県ごとに、楽天モバイル自前のエリアの人口カバー率が70%を上回った時点で、両社協議のもと継続終了を決定するとしていた。

 2020年10月には、東京都、大阪府、奈良県の一部エリアで順次提供を終了することを発表。東京都については、2021年3月末で原則終了すると発表されていた。

 4月1日時点での東京都のローミングエリアは、八王子市、青梅市、町田市、清瀬市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、小笠原村、檜原村、大島町、利島村、新島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村。なお、エリアマップを確認したところ、これら以外の地域でも、都県や市区町村境界部で一部ローミングエリアとなっている。