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OPPO、MWC上海で新しい充電技術や5Gミリ波のデモンストレーションを公開

MWC上海2021

 OPPOは、上海で開催中のモバイル分野の国際展示会「MWC Shanghai 2021」で、急速充電規格「VOOC」に関する展示や講演、5Gミリ波のデモンストレーション、昨年11月に発表したコンセプトモデル「OPPO X 2021」などの最新デバイスを展示している。

急速充電規格VOOC

 OPPOの急速充電規格VOOCを搭載したスマートフォンは、2020年12月現在で30端末以上発売されており、世界で1億7500万人以上のユーザーに提供されている。

 同社は現地時間の23日にMWCで、さまざまなデバイスや場面における急速充電の消費者の需要を分析し、異業種パートナーと連携したカンファレンスを開催。VOOCをより広く一般に普及させ「あらゆるものを急速充電対応に」すべく取り組みを続けていく考えを示した。

5Gミリ波、下り最大6.78Gbps

 OPPOは、これまで5Gの技術や製品、市場分野で世界の80以上の事業者と綿密な協力関係を保ってきた。

 MWCでは、同社の5Gルーター「OPPO 5G CPE Omni」を使用した5Gミリ波を使ったデモンストレーションを実施。下りの最大通信速度は理論値で6.78Gbpsを実現。今後、ミリ波の活用で、複数のスマートデバイスの相互接続によりシームレスなデジタルライフの発展に貢献していくとしている。

OPPO X 2021や新しい充電技術を展示

 OPPOの最新デバイスの展示には、昨年11月に発表されたコンセプトモデル「OPPO X 2021」も登場。

 OPPO X 2021は、巻取り式のスクリーンを持つスマートフォンで、6.7インチ~7.4インチまで自在に調整できる「切れ目のないディスプレイ」を搭載する。

 また、同社の次世代充電技術「OPPO Wireless Air Charging」も紹介された。ワイヤレス充電パットの上で、手に持って浮かせた状態でも最大7.5Wの充電ができる。

浮かせた状態でも充電できる
【OPPO Wireless Air Charging】

 このほか、ARグラスを活用したゲームやショッピング体験などを展示している。