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13日夜のM7.3 地震で停電、スマホは節電機能活用を

 2月13日23時8分ごろ、福島県沖でマグニチュード7.3、最大震度6強の地震が発生した。東北電力や東京電力のWebサイトでは、停電が発生している地域を案内している。

 停電時に活用したいスマートフォンの機能として、バッテリー消費を抑える機能がある。

 たとえばiPhoneの場合、「設定」→「バッテリー」へアクセスし「低電力モード」をONにすると、消費電力を抑えられる。あわせて「設定」→「画面表示と明るさ」からディスプレイをできるだけ暗くし、ダークモードにしておくこともおすすめしたい。

iPhoneの低電力モード

 Androidの場合、キャリアモデルの一部では電源キーを長押しすることで、バッテリーを長持ちさせるモードへ切り替えられる。最近のモデルではAndroidの低消費電力機能である「バッテリーセーバー」や、機種ごとに用意されている機能(例:XperiaではSTAMINAモード)を利用したい。利用するには、通知バーにある同機能のアイコンをタップしてONにする。設定メニューから選ぶこともできる。

Androidのバッテリーセーバー

 なお、通信そのものも電力をそれなりに消費する。もし機内モードにしたり電源をオフにすると、電力を温存できるが、緊急地震速報は受信できなくなる。テレビやラジオを利用できる場合、あるいは複数台の端末がある場合など、周囲の環境にあわせて機内モードの利用などを判断したい。

 停電が発生する地域でも、携帯各社の基地局は、バッテリーなどを活用して、しばらく通信サービスが提供される見込み。停電が長期化するような地域では、通信サービスの品質に影響する可能性はある。

【2021/02/14 1:33】
 初出時、タイトルおよび本文において「マグニチュード7.1」としておりましたが、その後、気象庁がマグニチュード7.3へ修正しました。本稿の当該部分もあわせて修正いたします。