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クアルコム、新CEOにクリスティアーノ・アモン氏

左=スティーブ・モレンコフ氏 右=クリスティアーノ・アモン氏

 クアルコムは、6月30日付けでクリスティアーノ・アモン氏が同社CEOへ就任すると発表した。今回のアモン氏のCEO就任により、現CEOのスティーブ・モレンコフ氏は同社顧問へ就任する。

 モレンコフ氏は、1994年にクアルコムへエンジニアとして入社後、W-CDMA分野のエンジニアをリードする立場となり、日本にもたびたび来日していたという。

 現在50歳のアモン氏は、1995年にエンジニアとしてクアルコムに入社。クアルコムの半導体ビジネスや、クアルコム全体のグローバルオペレーションを担当。CESやIFA、MWCなど、社長就任以降の国際的な展示会での講演にもアモン氏が登壇し、「Snapdragon」シリーズを紹介する役割を担ってきた。

 同氏は「次期CEOに選ばれたことを光栄に思う。普及帯の端末への5Gの拡充やモバイル分野を超えてあらゆる産業でクラウドが中心となっていく時代でクアルコムの技術が重要な役割を果たしていく」とコメントした。

【お詫びと訂正 2021/01/06 12:51】
 記事初出時、モレンコフ氏に関する記述を誤ってアモン氏としておりました。お詫びして訂正いたします。