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2眼カメラ搭載で見守りカメラとしても使えるロボット掃除機「Roborock S6 MaxV」、9月11日発売

「Roborock S6 MaxV」

 SB C&Sとプラススタイルは、Beijing Roborock Technology製のロボット掃除機「Roborock S6 MaxV」と「Roborock E4」を、全国の家電量販店のECサイトやSoftBank SELECTION オンラインショップ、+Styleの直販サイト、Amazon.co.jpなどで9月11日より発売する。また、4月に発売した「Roborock S5 Max」には、新色としてホワイトを同日より追加する。

 プラススタイルでの価格は、「Roborock S6 MaxV」が8万7780円(税込、以下同)、「Roborock E4」が3万2780円、「Roborock S5 Max」が6万4900円。なお、プラススタイルでは、「Roborock S6 MaxV」を5000円引きの8万2780円で販売する「Roborock S6 MaxV 発売記念キャンペーン」を9月30日まで実施する。

各モデルの比較

見守りカメラにもなる、2眼カメラ搭載の「Roborock S6 MaxV」

 「Roborock S6 MaxV」は、2眼カメラとLDSレーザーによる空間認識技術と、Roborockの独自技術「ReactiveAI」による解析で、床の上に置かれているさまざまな物体を回避できるハイスペックモデル。

「Roborock S6 MaxV」

 物体認識は、スリッパや電源タップなど8種類を認識し、認識した物体はアプリ上でアイコンや写真で表示する。ロボット掃除機による掃除の難敵とされてきた「子供が放置したおもちゃ」や「ペットのうんち」なども認識し、ペットのうんちに遭遇した場合、10cm以上の安全な距離を保って回避するという。認識可能な物体の種類は、ソフトウェアアップデートで順次追加予定としている。

障害物認識機能に対応
障害物に応じて適切な退避が行われる

 また、2眼カメラは物体認識だけでなく、見守りカメラとしても利用できる。アプリ「Roborock」上で、部屋の様子をリアルタイムで屋内外から確認でき、音声による呼びかけもアプリ経由で行える。なお、ロボット掃除機自体は音声を拾わない。

 本体に搭載する赤外線補助ライトにより、暗闇でも撮影が可能。アプリ上でロボット掃除機の場所を操作できるため、固定式の見守りカメラでは難しい部屋のさまざまな場所まで撮影できるという。撮影したカメラ映像は、ユーザーセキュリティ保護のためのTUV認証を取得しており、撮影された動画や画像データは本体からすぐに削除される。

見守り機能ではアプリで操作しながら自由に撮影できる

 掃除機としての仕様面では、Roborock製品史上最高となる2500Paの吸引力を実現。水拭き専用掃除機や既存モデル「Roborock S5 Max」で採用されるような、高精度加圧式の水拭き機能も採用している。床に水がたまる心配がなく、常に一定の圧力でムラなく拭きあげられ、アプリでは、好みの吸引力と水量、水拭き禁止エリアの設定も行える。

 音声案内機能では、掃除の開始や終了、エラーを日本語・英語で知らせる。日本独自の機能として、日本語の標準語に加え、博多弁、関西弁、京都弁、津軽弁などの方言も用意する。また、アニメ声や男性執事の声も用意される。なお、担当する声優については現時点で公表する予定はないという。

 Roborock S6 MaxVの本体サイズは約353×96.5mm(直径×高さ)、重さは約3.6kg。稼働時間は最長180分。ダストボックスの容量は460mLで、水拭きタンクの容量は297mL。掃除面積は最大200m2で、乗り越え可能な段差は最大2cm。アプリはRoborockとMi Homeの2つに対応する。

吸引力2000Paのエントリーモデルや既存モデルの新色も発売

 障害物認識には非対応で吸引力が2000Paの「Roborock E4」も発売する。また、4月に発売したモデル「Roborock S5 Max」には、新色としてホワイトを追加する。

エントリーモデルの「Roborock E4」
「Roborock S5 Max」ホワイトモデル

発売記念で「Roborock S6 MaxV」が5000円引きになるキャンペーンも

 Roborock S6 MaxVの発売を記念して、9月8日~9月30日までの期間中、+Style本店とAmazon店でRoborock S6 MaxVを購入すると、通常販売価格の8万7880円から5000円引きの8万2780円となる「Roborock S6 MaxV 発売記念キャンペーン」を実施する。