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SIMフリー版「Xperia 8 Lite」9月1日以降に発売、3万円前後

 ソニーは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Xperia 8 Lite(エクスペリア エイト ライト)」を9月1日に発売する。一部のMVNOを中心に取り扱われ、価格は3万円前後になる見込み。

 主な仕様は、約1年前の2019年10月に登場した「Xperia 8」と同等だが、今回、より値ごろ感のある価格帯で、なおかつSIMフリー機種として登場することになった。

 アスペクト比21:9という縦長に仕上げられた約6インチ、フルHD+のディスプレイを装備。ディスプレイのサイドをダブルタップすると、ユーザーが使いたいであろうアプリや設定を予測して表示する「サイドセンス」を利用できる。

 約1200万画素と約800万画素というデュアルカメラ構成で、背景をぼかした写真を撮影できる。自撮りする際にも、美肌効果を加えて撮影できる。

 このほか、3.5mmイヤホンジャックを備え、LDACをサポートする。

 後述する主な仕様はXperia 8と同じだが、価格面では、Xperia 8発売時の5万円台という価格からは大幅に下がる格好となる。

主な仕様

 チップセットはSnapdragon 630、メモリー(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GB。NFCおよびおサイフケータイ、防水防塵(IPX5/X8、IP6X)に対応する。デュアルSIMは非対応。大きさは約69×158×8.1mm、重さは約170g。バッテリーは2870mAh。これらのスペックはXperia 8と同じ。ただしバッテリー容量のみ、Liteのほうが110mAh、多くなっている。またXperia 8でサポートされていた「DSEE HX」は非対応。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色のみ。

 Android 9を搭載して出荷される。先に登場している「Xperia 8」ではすでにAndroid 10へのバージョンアップが提供されており、「Xperia 8 Lite」も時期は未定ながら、できるだけ早いタイミングでAndroid 10へのバージョンアップが提供される。

 ソニーストアで取り扱われる予定はない。