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iPhoneの売上7%減――アップル第2四半期の業績

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 Appleは4月30日、2020年度第2四半期の業績を発表した。当期売上高は前年同期比から約1%増の583億1300万ドル(約6兆2452億円)、約3%減の利益は112億4900万ドル(約1兆2048億円)となった。米国以外での売上比率は62%だった。

 カテゴリー別の売上では、iPhoneが前年同期比約7%減の289億6200万ドル(約3兆1024億円)、Macが3%減の53億5100万ドル(約5732億円)、iPadは10%減の43億6800万ドル(約4680億円)、ウェアラブルデバイスは23%増の62億8400万ドル(約6733億円)だった。また、サービスは、17%増の133億4800万ドル(約1兆4301億円)であった。

 Apple CEOのティム・クック氏は、「COVID-19による未曾有の危機にも関わらず、Appleが成長したことを誇らしい」とし、成長の原動力となったのは「サービスの過去最高の売上高とウェアラブルデバイスの四半期最高の売上高」であるとした。また、「この困難な環境にあっても、ユーザーはAppleの製品で新たな方法で人と繋がり、情報を得、創造的かつ生産的であり続けている。このようなニーズに革新的な方法で応え続けるだけでなく、世界の医療従事者に、何千枚ものマスクやフェイスシールドや団体への資金提供といった形で、世界を支えるためにお返しをし続けることが、私たちのモチベーションでありインスピレーションになっている。」と語った。