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Appleが第2四半期の業績を発表、iPhoneの売上は1.6倍に

 米アップル(Apple)は、2021年度第2四半期の業績を発表した。同四半期の売上高は、1〜3月期としては過去最高となる896億ドル(約9兆7542億円)で、前年同期比54%増となった。米国市場以外の売上比率は67%だった。

 製品カテゴリー別の売上は、iPhoneが前年同期比約66%増の479億3800万ドル(約5兆2185億円)、Macが70%増の91億200万ドル(約9908億円)、iPadは79%増の78億700万ドル(約8499億円)、ウェアラブルとホームデバイスとアクセサリーは25%増の78億3600万ドル(約8530億円)。また、サービスは27%増の169億100万ドル(約1兆8398億円)だった。

 Apple CEOのティム・クック氏は、「当四半期は、Apple製品が日々の生活を持続的に支えるという点で今この時にも大いに役立っていること、そしてすべての人がこの先、良い日が訪れるだろうと希望を持たれていることの両方が反映された結果となりました」とコメントした。

 また、「Appleは今、当社の製品ラインナップ全体にイノベーションが行き渡った時期を迎えており、当社従業員および、当社が操業している地域コミュニティがこのパンデミックをどのように乗り越え、どのようにより良い世界を迎えられるかを支援することに注力しています。それは疑いなく、まったく新しくなって登場したiMacやiPad Proのような製品から始まりますが、それだけにとどまらず、当社が地域の電力グリッドへの供給を支援する総量8ギガワットの新しいクリーンエネルギーや、次の5年間に米国内で予定している4300億ドルに上る投資のような取り組みにも広がっています」と語った。