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Zoom、セキュリティ強化のためパスワード要件を変更
2020年4月15日 18:48
ビデオ会議アプリのZoomは、セキュリティ対策の一環で、パスワード要件等を変更することを発表した。
ミーティングパスワードの要件
無料のBasicアカウントではパスワード要件が数字から英数字に変更となる。Pro以上のアカウントでは、チームの管理者がパスワードの要件を変えられるようになる。最小文字数や、文字・数字・記号などの必須を設定できるようにする。数字のみのパスワードとすることも引き続き可能。
ミーティングIDの桁数
ミーティングIDが9桁から11桁に桁数が変更される。パーソナルミーティングID(PMI)は変更されない。
レコーディングの共有
クラウドでレコーディングした際、共有する際のパスワード設定がデフォルトでオンの設定となっている。また、設定するパスワードの要件も変更した。
サードパーティとの共有機能の再開
セキュリティ検証のため、DropboxやOnedriveなど、サードパーティとのファイル共有機能を一時休止していたが、懸念が解消したため共有機能を再開した。
デスクトップ通知のメッセージ非表示設定
チャットのデスクトップ通知で、メッセージプレビューを非表示にすることが可能となった。非表示設定をすれば。デスクトップ通知の際、メッセージの中身が表示されなくなる。
その他の変更の詳細や各OSの更新情報はリリースノート(英語)で案内されている。