Zoom、アプリ最新版をリリース――仮想背景の設定やApple IDサポートなど

　Zoomはクライアントアプリとソフトの最新版をリリースする。不具合の修正のほか、仮想背景やiOS版のApple IDサポートなどの機能改善が図られる。バージョン番号は未定。

仮想背景はユーザー固有に、アカウント管理でもサポート

　仮想背景がユーザー固有のものになる。同一デバイスであっても、ユーザーが登録した仮想背景は、他のアカウントでログイン時使用できない。

　また、グループでアカウントを管理している場合、仮想背景をアカウント管理者が追加やロックできるようになる。管理者が仮想背景をロックした場合、ユーザーはデフォルトと管理者が追加した背景のみ使用できる。ロックされたアカウントでは、ユーザーが独自の背景を追加、適用することができない。

iOSでApple IDでのログインをサポート

　iOS版では、新たにApple IDを使ったログインをサポートする。

　また、設定が無効にもかかわらずデバイスのオーディオに接続する不具合や、アクティブな発言者ビューの不具合が修正される。

　このほか、グループ外のユーザーとチャットする際のセキュリティとプライバシー保護の強化や、イタリア語とベトナム語のサポートなどを提供する。

　iOS版の最新アプリは、Appleの承認が下り次第順次提供される。