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LPガス事業者向け「KDDIガスプラットフォームサービス」が1日から提供開始

 KDDIは、LPガス事業者向けのIoTガスプラットフォーム「KDDI ガスプラットフォームサービス」を4月1日から提供を開始する。

 KDDIガスプラットフォームは、IoT向け通信技術「セルラーLPWA」(LTE-M)を活用したプラットフォーム。日次単位でのガスの検針データ取得から、通信端末(NCU)設置を簡易的に行える施工支援アプリ、ガス残量予測や配送ルート算出などのAI支援機能も提供される。

 ガスユーザー向けには、最新の料金情報や料金履歴の確認やauかんたん決済を利用したサービスが利用できる。+メッセージを用いて自社のサービス情報も配信でき、ユーザーとの新たな接点創出にもつなげられる。

 LPガス業界においては、検針員や配送員の高齢化に伴う人員確保やICTを活用した業務改革が課題となっている。高コストや電源の確保が課題となり自動検針システムは導入障壁が高かったが、低コストで広い通信エリアをカバーするLPWAにより今後の普及が見込まれる。