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スマホ決済利用していない人は「セキュリティ対策」「設定の簡単さ」を求める、マイボイスコム調査

 マイボイスコムは、モバイル決済に関するインターネット調査を2月1日~5日に実施した。回答数は1万211件で、調査対象は10代~70代の男女。

直近1年間に利用したスマホ決済アプリ・サービス(出典:マイボイスコム)

 直近1年間に、スマートフォン決済サービスを利用して、支払いをしたと回答した人は42.7%となった。前回調査(2019年2月)と比較すると2倍程度増加している。複数回答形式で、利用しているサービスを聞いたところトップは「PayPay」で27.3%のユーザーが利用していた。続いて「楽天ペイ」が12.5%、「d払い」が10.3%となった。

 利用頻度の調査では、直近1年間にモバイル決済を利用したユーザーのうち、6割以上が週1回以上利用したという。モバイル決済で支払う割合は、全体の「1~2割」と答えたユーザーが最も多く約4割になる。

 利用意向を聞いてみると、前回調査に比べ、「利用したい」「やや利用したい」という回答が増え、「利用したくない」「あまり利用したくない」という回答の割合は減っている。

スマホ決済の利用意向(出典:マイボイスコム)

 モバイル決済において重視する点を複数回答形式で調査すると、「ポイント還元率の高さ」「利用できる店舗・サービスの多さ」「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」という点に利用意向者の6割弱の意見が集まった。一方で利用していないユーザーは、「セキュリティ対策の充実度」「設定の簡単さ」を期待しているという。