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シニア女性の8割以上が電子マネー・クレジットカードを利用、スマホ決済は2割以下
2019年8月27日 13:17
シニア向けの女性誌「ハルメク」を発行するハルメクは、キャッシュレス決済に関するWebアンケートを、55~79歳のシニア女性230名を対象に実施した。調査における「キャッシュレス決済」は、電子マネーやクレジットカードなど現金を使わないもの全般を対象としている。
シニア女性の97.4%はキャッシュレス決済の使用経験あり
キャッシュレス決済を「現在利用している」と答えたシニア女性は95.7%となり、「過去に利用したことがある」と答えたユーザーも含めると97.4%のシニア女性がキャッシュレス決済の利用を経験している。一方で、QRコード決済の利用経験があるユーザーは8.3%にとどまった。
キャッシュレス決済を利用する理由について、アンケートのフリーコメントでは、「支払いがスムーズ」「財布が小銭でふくらまない」「ポイントがつく」といった理由が回答されたという。
8割以上は電子マネー、クレジットカードを利用、スマホ決済は2割以下にとどまる
キャッシュレス決済サービス別の利用経験の調査では、Suica、nanacoなどの「電子マネー」が、96.5%のユーザーが利用経験があると回答した。次に「クレジットカード」、「プリペイドカード(VISA、JCBのブランド付き)」が続いた。スマートフォン決済サービスの利用経験者は「QRコード決済以外のスマホ決済」が18.3%、「QRコード決済」が8.3%となりどちらも2割以下にとどまった。
QRコード決済利用者の中で、利用したことのあるQRコード決済サービスは「楽天ペイ」がトップとなった。
QRコード決済の利用未経験者が利用に踏み込めない理由は、情報漏洩などの「セキュリティに対する不安」、アプリ画面を提示するなどの操作に手間がかかるなど「スマホで操作することの不安」などが挙がったという。