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LTE-M対応の見守りデバイス「coneco」がクラウドファンディング開始
ドコモのLTEエリアでメッセージ送受信と位置情報・移動履歴の確認に対応
2020年2月20日 17:13
カーメイトは、子どもの居場所や移動履歴をリアルタイムに取得し、メッセージを送受信できる見守りデバイス「coneco(コネコ)」を開発、クラウドファンディングサイト「Makuake」を通じて、資金調達とプロモーションを目的としたプロジェクトを2月20日に開始した。
一般価格は1万9800円(税込、以下同)で、Makuakeでは早割で最大50%が割引される。本体代金のほかに、月額使用料金が980円発生する。プロジェクトは、7月末までの発送完了を目指している。
「coneco」は、本体にLTE-Mの通信機能を備えており、NTTドコモのLTEエリア内でGPSを通じた位置情報のリアルタイム取得やメッセージの送受信が行える。保護者向けアプリはiOS 11、Android 6.0以降。
「coneco」単体ではメッセージを入力することはできないが、事前にスマートフォンから登録した定型文を選択することで、「coneco」からメッセージを送信できる。
学校や塾などのポイントを事前に登録すると、そのエリアに到着または出発したことを保護者のスマートフォンに通知するほか、乗り物での移動を検出時にもスマートフォンに通知できる。学校での授業中に音を鳴らさないなど、指定のエリア内では通知音が鳴らない設定にも対応する。
位置情報は、リアルタイムでの位置情報だけでなく移動履歴も確認できる。移動履歴の保持期間は1年間。
ディスプレイは2.9インチの電子ペーパーで、バッテリーは非発火型リチウムイオンポリマー、容量は620mAh、充電端子はUSB Type-C。
対応する通信方式はLTE-M、NTTドコモのネットワークに接続する。重さは61gで、本体カラーは本体がホワイト、ボタン部がイエロー。大きさは43×106×16mm。
カーメイトによると、1台の「coneco」は原則として1台のスマートフォンからの見守りを想定しており、同時に複数のスマートフォンから「coneco」とメッセージ送受信や位置情報の取得には非対応となる。また、1台のスマートフォンに複数台の「coneco」登録については、対応を検討中という。