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ローソン、富士通の事業所内にレジなし実験店舗

 ローソンは、富士通新川崎テクノロジースクエア内に、実験店舗「ローソン富士通新川崎TS レジレス店」をオープンする。富士通関係者専用の店舗として、2月26日から営業する。

 同店舗は、カメラやセンサーで来店客と商品の動きを把握し、自動的に決済を行うレジレス型の実験店舗。購入したい商品を持って店外に出れば、カメラや商品棚のセンサーから得た情報を元に購入商品を識別して、事前に登録したクレジットカードで決済される。店舗スタッフは品出し作業のみを行い、レジは設置されない。

 実験店舗のシステムは、米国で実用化されている「Zippin」を採用。開始時点では、入店時にQRコードを提示することでユーザーの確認を行う。3月16日からは富士通研究所のマルチ生体認証技術を導入し、手のひらの静脈と顔情報で認証する。