NEC、セブン-イレブンで顔認証決済の実証実験

　NECは、セブン-イレブン・ジャパンの実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」において、顔認証決済やデジタルサイネージの視聴時間測定の実証実験を行う。

顔認証決済

　顔認証決済は3月16日から、セブン-イレブン社員を対象にテストする。事前に顔画像やクレジットカード情報、確認用コードを登録しておき、セルフレジでの支払い時に顔と確認用コードで認証、決済する。

　NECの生体認証「Bio-IDiom」と顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用したもので、2018年12月から、セブン-イレブン三田国際ビル20F店でNECグループ社員向けの実証実験も行われている。

デジタルサイネージの視聴時間測定

　5月中旬から、店内に設置される商品案内用サイネージの視聴時間を測定する。遠隔視線推定技術によって、至近距離に限らずサイネージを見ている人を検知。年齢・性別を推定し、個人を特定しない形で商品案内の注目度などの効果測定に役立てる。