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シャオミ、Snapdragon 865採用の「Mi 10」を予告

 中国のスマートフォンメーカー、シャオミ(Xiaomi)は、発表されたばかりのクアルコム製チップセット「Snapdragon 865」を用いるスマートフォン「Mi 10」を予告した。

 3日(現地時間)、米国マウイで開催されているクアルコムのイベント「Snapdragon Tech Summit」の中で、シャオミ社長で共同創業者のリン・ビンから明らかにされた。

 ただし、そのスペックや形状には触れられず、2020年第1四半期に投入する方針が語られた。

1億画素スマホやダブルフォルダブルを紹介

 Mi 10の詳細は今回これ以上語れない、と述べたビン氏は、5G時代にはこれまでにない革新やアプリの利用が進むと指摘。その例として1億画素カメラのスマートフォンを紹介する。

 そのうちひとつコンセプトモデルに近い「Mi Mix Alpha」だったが、もうひとつは開発で発売された「Mi Note 10」(中国ではMi CC9 Pro)。1億画素で撮影した作例を示したビン氏は、そうした大容量の写真も5Gネットワークで保管できると説明する。

近くで撮ったように見える写真も
実は1億画素で遠くから撮っていた

 さらに5G時代にはスマートフォンの形状も変化していく、と語るビン氏は、約1年前の2019年1月に発表したダブルフォルダブルのコンセプトモデルを紹介。一見するとタブレットのようなサイズながら、両端を折りたためるという形状だ。これはひとつの方向性とした。

ダブルフォルダブルのコンセプトモデル
両端を畳むとコンパクトに

 またシャオミでは、2020年、10以上の5G対応スマートフォンを提供していく方針もあわせて明らかにされた。